ホームスパンのヘリンボーン柄マフラー【無染色】斜め正面
ホームスパンのヘリンボーン柄マフラー【無染色】正面
ホームスパンのヘリンボーン柄マフラー【無染色】横向き
ホームスパンのヘリンボーン柄マフラー【無染色】斜め正面
ホームスパンのヘリンボーン柄マフラー【無染色】手織り風景
ホームスパンのヘリンボーン柄マフラー【無染色】ロゴ入りの箱に入れてのお届け

旅する羊

ホームスパンのヘリンボーン柄マフラー【無染色】

通常価格 ¥29,700
単価  あたり 

受注生産いたします。

発送目安:ご注文から4週間以内に発送いたします。

【商品説明】

もこもこの羊毛100%を手で紡いで糸にし、はた織機で手織りした、すべて手しごとのホームスパンのマフラーです。
軽くて優しい優しい風合いで、着けていても疲れにくいのが特徴です。 機械を使わない手紡ぎ手織りにより、空気をたっぷ経糸(たていと)にはオフホワイトのコリデール種、緯糸
(よこいと)にはグレーブラウンのロムニー種を使用、共に染めを行っていない羊そのままの色でヘリンボーン柄を表長さはたっぷり約175cm(房のぞく)ありますので、
ゆったり巻いて垂らしても、くるくる巻いて結ぶことも可能で、カジュアルにもスーツスタイルにもおすすめです
。ガラの足踏みの糸車と織機を使い、カラカラ、カッタンカッタンと静かな音を立てながら、手間ひまかけて丁寧に仕上げた一点物です。
岩手に100年を超え、手から手まで脈々と受け継がれるウールの優しい味わいを、どうぞお楽しみください。

【商品サイズ】
長さ:約175cm(房10cm別)
幅:約23cm

【お取り扱い】
・ひっかけにご注意ください。
・保管の際、虫食いにご注意ください。
洗濯方法
ご自宅で手洗い可能です。 またはドライクリーニングに出してください。 ・
 中性洗剤(おしゃれ着用など)を溶かしたぬるま湯で優しく洗い、すすぎます 。●注意点●縮んだり感じたり質感が落ちますので、以下の点にご注意ください。 ※40度以上のお湯は使わない。 ※強くこすらない。 ※ 他の物と一緒に脱水しない。 ※アイロンを強く押さない。【ホームスパンと旅する羊について】~「家で(Home)、紡ぐ(Spun)」ホームスパン~ホームスパンは明治期にイギリスから移りました。農家の冬の収益を支え産業として取り入れられ、紛争時中のウール製品供給のため、日本全国に普及しました。昭和初期にかけて技術や生産量は右肩上がりに向上しました。かし、世の中が高度経済成長の工業化・大量生産一色に染まっていくと、この手しごとの産業は見る間市場の隅に追いやられ、作り手も使い手も離れていきました。ホームスパンという文化は岩手の通訳の中で愛され、しばらくの間ずっと何もなく今日まで生き続けてきました。 そして今、この文化に脚光が集まりつつあります。 県内で羊を羊毛(i-wool)と食肉を地場産品としてブランド化展開する事業を県が支援したり、岩手が熱い南部鉄器や漆器などの工芸品と並行して手しごと市やクラフト市が開催されたり、2020年には盛岡を舞台にしたある家族の出来事を、ホームスパンを切り口に描いた小説『雲を紡ぐ』(著・伊吹有喜)が直木賞にノミネート注目を集めたり…。様々な分野で熱が集まっています。~手しごとを大切に、その後に~日本には多くの伝統工芸品や民芸品が、全国各地に存在します。今日を生きています。しかしその瞬間、人の理解が技術を必要としなくなり、ずっと、忘れられたもの達成も少なくないでしょう。昔は、暮らしに必要な物は自分自身や身近なコミュニティーの中で拵えるものでところで、今では当面必要な物は買い揃えるのが当たり前になりました。経済の面から見ればこのこと自体は悪くないでしょうが、私は当然依存している現状に不安を覚えています。 工場や流通がストップすれば為す術がありません。そんな中でも、ブレずに人々に工芸を任せてくれるのが自然を協議した地産地消だと思います。食を生産するや漁業、昔ながらの、そして職人の慎重な民芸品・品物や道具、住居なども地産地消です。グローバル化が進むまでは、地域で作られる商品の上に日本人の生活は成立しています。これは燃料を生き抜く術だと思います。それが今を生きる責任の一つの形だと思うから。 そして私は、ウールの織物をバトンに選びました。 原料の羊毛は羊の命を奪わず、紡いで織り上げる工程では電気を使わないホこの優しくて温かい文化を絶やさず継承していくために、1点でも多く「素敵!」と思っていただける商品を生み、1人でも多くの方へお届けすることを使命に、旅する羊は今日も羊毛と存じます。